予防医療センター

生活習慣病予防健診

生活習慣病予防健診

これらの病気は、食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣がその発症、進行に関与するとされています。
現在の生活習慣を見直し、これらの病気を未然に防ぐためにも生活習慣病予防健診を受診されることをお勧めします。

検査料金

生活習慣病 予防検診 Cコース
15,950円(税込)
生活習慣病 予防検診 Dコース
26,400円(税込)

検査項目

検査項目 Cコース Dコース
身体計測 身長 体重 BMI 腹囲
内科 診察
眼科 視力
耳鼻科 聴力(オージオ)
呼吸器系 胸部直接撮影
循環器系 血圧測定
循環器系 心電図検査
尿検査 糖 蛋白 潜血 ウロビリノーゲン
消化器系 食道・胃・十二指腸レントゲン検査  
消化器系 便検査(潜血反応2回法)  
血液検査 貧血検査 赤血球数 血色素量 白血球 ヘマトクリット 血小板数
血液検査 肝機能検査 GOT GPT γーGTP
血液検査 脂質検査 LDL-ch 中性脂肪 HDL-ch
血液検査 血糖検査 空腹時血糖 HbA1c
血液検査 腎機能検査 尿素窒素 クレアチニン
血液検査 通風検査 尿酸
血液検査 消化器系 ABC検査(ペプシノゲン検査・ピロリ菌検査) ※1  

上記検査項目は基本内容です。事業所や健康保険組合の指定内容の場合には、若干の変更がございます。

※1) ABC検査とは、ペプシノゲン検査で胃粘膜萎縮(老化を含む)を調べ、ピロリ菌感染の有無と併せて胃がんのリスクを調べる検査です。

検査の流れ

検査の流れ

ご注意事項

  • Cコースご利用の場合、午前受診の場合は朝食を、午後受診の場合は昼食を摂らずにお越しください。(お水・お茶は可能ですが、糖分の入った物は避けてください)
  • Dコースご利用の場合、受診前日の夜9時以降は何も食べたり飲んだりしないでください。
  • 当日何らかの理由で受診できない場合は、必ず事前にご連絡ください。(048-665-6210)
  • 胸部レントゲン検査がございますので事前にアクセサリー等をはずしてください。また、妊娠している可能性のある方は医師または放射線技師にご相談ください。
  • お子様を連れてのご来院は固くお断りいたします。

◆◇◆ 診察をスムーズにするコツ ◆◇◆
首まわりのあいているシャツ等を着用されていると、聴診しやすくなります。

お食事、その他のお願い

Dコースご利用の場合、健診前日の午後9時以降は、制限がございます。
お食事はその前までにお済ませください。
お酒をお召し上がる場合は、量を控えめにしてください。
水分は水または白湯(さゆ)に限り、当日の7時まで摂取可能です。

お食事、その他のお願い

オプション検査

マンモグラフィ検査

マンモグラフィ検査

乳がんが気になる女性(40才以上)におすすめ検査

乳房を圧迫して扁平させた状態でX線写真を撮影します。乳がんの診断に欠かせない制度の高い検査です。痛みを感じることがありますが、痛みの程度には個人差があります。乳房の検査には他に乳房超音波検査がありますが、それぞれに特徴があり、両者を組み合わせることでより正確な診断が可能となります。
もちろん撮影は女性技師が行います。

検査料金表

検査項目 価格
マンモグラフィ 4,840円(税込)
※+2,200円(税込)で3Dマンモグラフィに変更可

乳房超音波検査

乳房超音波検査

乳がんが気になる女性(40才以上)におすすめ検査

超音波を乳房にあてて乳腺を映しだし、異常がないか調べます。検査する際はあお向けにベットで寝て乳房にゼリーを塗り検査します。
もちろん撮影は女性技師が行います。

検査料金表

検査項目 価格
乳房超音波検査 3,850円(税込)

その他のオプション検査

検査項目 説明 価格
胃カメラ検査
(上部消化管内視鏡検査)
口または鼻から内視鏡を入れ、食道・胃・十二指腸のポリープ・潰瘍・癌などを調べる検査です。 ※1
ペプシノゲン検査 胃粘膜の委縮の程度や、萎縮を伴いやすい病気の発見の手がかりになります。血液検査にて行います。 3,432円(税込)
頭部CT検査 頭蓋内を断層撮影し、脳出血や脳腫瘍等の頭蓋内疾患を調べます。 12,100円(税込)
子宮頸部細胞診健診 子宮頸部細胞診では子宮頸がんの診断を行います。内診では卵巣・子宮の大きさ、子宮筋腫の有無等を調べます。 3,850円(税込)
心臓超音波検査 心臓の動きや大きさ、弁の状態、血液の流れなどを観察し、心肥大・心筋症・弁膜症などを発見する検査です。 11,000円(税込)
甲状腺超音波検査 頸部にある甲状腺部分に(喉のあたり)に超音波を当て、甲状腺を観察します。腫瘍の有無等を診断することができます。 3,850円(税込)
骨粗鬆症検査
(骨塩量測定検査)
手根骨を放射線撮影し、骨塩量を測定します。骨密度を推定し骨粗鬆症のチェックをします。
※更年期を迎える50歳前後の女性・運動不足の方・骨粗鬆症の家族歴のある方は受診をおすすめします。
3,740円(税込)
腸内フローラ検査
※2021年4月から開始します
腸内細菌を構成する菌のバランスを算出し、腸内環境を総合的に判定します。詳しくはこちらをご確認ください。

22,000円(税込)

20,000円

※2022年3月迄の税込価格

※1 胃検査(バリウム検査)を胃内視鏡検査へ変更ご希望の場合、人間ドック受診の方は3,300円(税込)、その他の方は4,400円(税込)別途料金がかかります。
尚、料金は加入されている健康保険組合等の制度により異なりますので、ご不明な点がございましたらお問い合わせください。

腫瘍マーカー検査

腫瘍マーカーとは、がんの存在や種類、進行の度合いを知る上での目印となるものです。体内にがんができると特殊な物質が血液中に増加することがあり、それらを検出し測定することで、がんの早期発見、再発のチェックの手助けとなります。

※ 腫瘍マーカーは、炎症や良性の疾患でも高い数値になることもあります。
よって腫瘍マーカーが正常な数値であってもがんが存在しないということにはなりませんのでご注意ください。

男女別 腫瘍マーカーセットをご利用ください

当院では、部位別がん死亡率上位に着目し、平成26年度より、男性セット、女性セットをオプションとしてご用意いたしました。下記の腫瘍マーカー説明欄をご参考に、今回の人間ドックと併用して検査なさってはいかがでしょうか。

◆2019年 がん死亡数が多い部位順
性別 1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 膵臓 肝臓
女性 大腸 膵臓 乳房
男女計 大腸 膵臓 肝臓

※参考資料:人口動態統計によるがん死亡データ(厚生労働省大臣官房統計情報部)

セット 血液検査項目 価格
男性セット CEA  SCC AFP CA19-9  PSA 6,050円(税込)
女性セット CEA  SCC AFP CA19-9 CA125 6,050円(税込)

※料金はセット価格となっております。項目削除による減額はできません。

※最終的ながんの確定診断には、複数のマーカーを組み合わせて測定し、生化学検査や超音波検査、CT検査、血管造影検査、内視鏡検査などの画像検査や、細胞診・組織検査などの結果で総合的に検討する必要があります。

腫瘍マーカーの説明

番号 腫瘍マーカー 説明
1 CEA 大腸がんなどの消化管の悪性腫瘍を中心に、広範囲のがんで検出されます。
喫煙・糖尿病・肝硬変・甲状腺機能低下症・腎不全でも軽度上昇することがあります。
2 AFP 胎児肝細胞由来のタンパク質で肝細胞がんで高値を示します。
肝炎・肝硬変でも軽度~中等度に上昇します。
3 CA19-9 膵臓、胆道がんをはじめ消化管の悪性腫瘍で高値を示します。
喫煙・肝炎・膵炎でも上昇することがあります。
4 CA125 卵巣がんで高率に高値を示します。子宮内膜症でも上昇します。
5 CA15-3 進行した乳がんや、乳がんの再発・転移で陽性率が高くなります。
早期の乳がんでは高くならないことがあります。
6 SCC抗原 扁平上皮細胞由来のタンパク質で、子宮頸がん・肺がん・食道がん・頭頚部がん・尿路がん・皮膚がんなどの各種扁平上皮がんで高値を示します。
7 PSA 前立腺に特異な糖蛋白で、比較的早期のがんでも陽性率が高く、腫瘍マーカーの中で最もスクリーニングに有用な検査です。
前立腺肥大・前立腺炎でも軽度上昇することがあります。