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看護部長ブログ

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2021-09-10 成長



 天気のすっきりしない日が続いています。急に肌寒くなっていますが体調はいかがですか。

 当院の看護師さんたちはそんななかでも元気に看護に励んでいるようです。新人さんが患者さんと笑顔で会話しながら検査に案内しているところに遭遇しました。すっかり板について看護師として輝いてみえました。

 月に一度の新人集合研修では、教育担当者が希望者と面談を行います。病棟単位での希望が多いのですが、みんなで楽しく笑ったり愚痴を言ったり、時に涙も・・・。実は「雑談のちから」って関係性を築くとても大きな役割があるなあと改めて思う今日この頃です。みんなで思いっきりおしゃべりできない環境の中で、今年度はプリセプターだけでなく、特に新人の精神的支えや部署のOJTを支える教育部会の担当者を各部署に配置しました。部会では新人の進捗状況を話し合ったり教育方針を検討したりしています。新人さんを抱える各部署の真剣さが伝わってきます。

 先日は2年目研修の「事例検討」の進捗状況確認が行われました。私たちの看護はどうだったのか。どのようにすれば患者さんにより寄り添うことができるかの振り返りを行っています。一年半の間に多くの経験をしたことがわかるので、指導者は感心しきりです。







 当院には院内学会をはじめ、QI活動報告会など自分の学びや成果を発表する場が多く、看護部でも「看護研究」をはじめ、「一年目の振り返り」「2年目の事例研究発表会」「3年目のまとめ」など、自己の看護の振り返りを行い、新人だけでなく看護職員みんなで成長できる環境があります。

『ひとりひとりの学びは看護部のたからもの』







 もちろん、管理者たちも負けてはいません。毎月、「倫理的課題」のある症例に対しての検討会を行っています。個性豊かな管理者たちからは様々な意見が飛び交います。倫理委員会でも多職種による症例検討は行いますが、毎回新たな発見や学びがあるので、管理会での倫理検討会は自分たちの成長の意味でも重要な役割を果たしています。

どんな状況下でも、私たちは前進あるのみです。