専門治療
がん治療について
化学療法の部屋
1階のがん治療センター内にあり、ベッドとリクライニングチェアを合わせて 19 床を備えています。
外来化学療法室で行っている治療
- 点滴や皮下注射をする抗がん剤
- 関節リウマチ、膠原病や炎症性腸疾患などに使用する点滴製剤を外来化学療法室で行っています。
外来化学療法室で実施される治療内容(レジメン)の妥当性を評価・承認するために、化学療法部会(がん診療委員会)を開催しています。
安全な外来化学療法の取り組み
- 採血から医師の診察までの間に、看護師および薬剤師が副作用の発現状況や服薬状況の情報収集を行い、その情報を基に医師を含めたチームで対応するチーム医療を行っています。
- 常駐している看護師が治療中の異常の早期発見に努め、血管外への抗がん剤の漏出や過敏症(点滴時の副反応)出現時の指針を作成して、症状出現時は迅速に対応できるように整備しています。
- 自宅で困ったことがあった場合、電話相談を随時行っています。
- お薬手帳を用いて、治療内容などを保険薬局と情報共有することで連携を図っています。
緊急時の相談・対応について
※24時間相談・対応可能です。
- 以下の症状がある場合は、連絡または受診をしてください。
- 37.5度以上の熱がある
- 吐き気があって食事や水分がとれない
- 普段よりも水様便が4回以上多い、もしくはそれが予想される状況
- 咳がとまらない、息苦しい
- その他、気になる症状がある
- 連絡先・連絡方法
048-665-6111(代表)
※平日・土曜の下記の時間は、「がん治療センター」につなぐようにお伝えください。- 平日:9:00~17:00
- 土曜:9:00~12:00
上記以外の時間(夜間・休日)は救急外来の対応となります。
診察券番号とお名前、抗がん剤治療中であることをお伝えください。 - 化学療法の治療中に入院が必要と判断になった場合、緊急で入院できる体制を整備しています。
治療と仕事の両立支援について
国立がん研究センターの推計では、年間約90万人が新たにがんと診断されており、このうち約3割が就労世代(20~64歳)です。診断時から治療と仕事の両立について支援が必要とされており、当院ではがん相談支援センターで対応しています。