治療支援部門

臨床研修センター

メッセージ

院長あいさつ

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彩の国東大宮メディカルセンター
院長 坂本嗣郎

 彩の国東大宮メディカルセンターは平成27 年7 月に新築移転しました。旧東大宮総合病院とは質、量共に大きく更新され、さいたま市の基幹病院としての立場を明確にしました。
例年フルマッチの初期研修医枠を昨年度より8名に増やし、総合診療医としての基礎が学べるよう院内体制を変更しました。即ち、縦割りの診療科をまとめ、大きな一般内科としその中で各分野の専門医指導医が共同で診療にあたる体制です。外科も同様に、臓器別に分かれるのではなく、一般外科、肝胆膵、胃大腸、乳腺などの各分野が集まり、一つの診療科としてまとまっています。
 初期研修医にとって極めて重要な救急医療には、救急医療専門医が3 名体制で救急部をつくり、熱い指導を受けることができます。研修医には医局とは別に、医師専用のラウンジや研修医専用の休憩室が整えられ、シミュレーションセンターには救急医療や外科手術に役立つ人形が揃っています。
 病院が大きくなり質を上げていくに伴い、教育体制にも一層の充実が図られるようになりました。是非、彩の国さいたまメディカルセンターの新しい環境の下で、初期研修の充実感を味わって頂きたいと思います。

センター長あいさつ

センター長写真
臨床研修センター長
副院長・消化器内科部長

風間博正

 当院は、平成27年7月に、土呂駅に新築移転し、病院名も変わりました。新病院では、がん診療指定病院としての機能を強化し、新たに放射線治療科、婦人科を設け、緩和ケア専門病棟も22床新規開設いたしました。
また救急医療の充実を図るために、設備、広さともに拡充し、救急受入れ件数の増加を目指しています。その他、ICUや手術室、内視鏡センターでも最新の機器を整備し、非常に恵まれた環境で研修が出来ると思います。是非一度、実際に足を運んで見学していただきたいと思います。
 環境面だけではく、当院では研修プログラムのさらなる充実を図るべく、各種勉強会も多く実施し、研修医教育に力を入れています。当院の常勤医師の9割以上が指導医です。
この数字は全国的にもかなり高い割合です。そのためマンツーマン指導が可能であり、市中病院ならではの幅広い症例・手技を経験できます。
 また各診療科は垣根を越えた連携があり、病院全体で研修医をフォローするアットホームな雰囲気です。これからの医療は、医師が中心ではなく、患者が中心のチーム医療です。
そのためにも初期研修の2年間、患者だけではなく色々な立場の人と接し、また様々な経験をして、対人能力を身につけ人間的にも成長してほしいと思います。
 やるときはやる。遊ぶときは遊ぶ。すべてに全力投球する2年間を送ってほしいと思います。ぜひ一緒に頑張りましょう!

診療部長あいさつ

診療部長 神田大輔
診療部長
神田大輔

 世界の中でも未曾有の少子高齢化社会を前に、これからの日本の医療は大きく変わろうとしています。皆さんが研修を終えて第一線で活躍する時にはどのような医師が求められているでしょうか。
 病気を診るだけでは、この高齢化社会を支えることは難しくなっているはずです。病気に対する医学的な治療だけではなく、患者さんの抱える様々な健康問題や周囲の家族・地域にも目を向けて、幅広い包括的な診療・ケアを行っていける技量を持つことはとても大切なことだと考えています。きちんとした問診や身体診察に裏付けされた質の高い医療を提供できる優れた臨床技能、患者さんや家族のみならず他科医師や他職種、地域の医師会の先生方と密な連携を図ることのできるコミュニケーション能力、チーム医療の中心となれるリーダーシップを涵養し、地域の方々から信頼される医師を育てることを初期研修における当科の目標としています。そして、その先に専門的な診療技術を持つことがこれからの医師に必要とされていると思います。
 現在内科の研修では、病棟での入院患者の診療、多職種参加による入院患者のカンファレンス、外来での初診患者の診療研修に加えて、週1回の症候診断の勉強会、EBMや論文の読み方の勉強会などのoff the job trainingも行っています。外来患者の診察は指導医とともに行いますが、後日他の指導医とともに振り返りをすることで臨床推論やEBMを実践しています。また、全国的にもご高名な先生方にお越しいただき、院内教育講演会も積極的に行っています。
 当院は平成27年7月に新病院に移転し、設備もスタッフもさらに充実しました。熱意ある指導医たちが、意欲の高い皆さんとともに診療できることを楽しみにしています。

集合写真

研修医のメッセージ

■研修医1年目 2017年入職 広島大学出身
研修医 写真

『2年間、安心して研修できる病院です』
 皆さんにとって初期研修とはどのようなものでしょうか。
いくつか病院見学には行ってみたけど、病院のすべてを見られるわけではないし、職員さんも良いことしか言わないし、お給料とか詳しく聞きにくいし・・・など困っている時期ではないでしょうか。そこで、この資料をお手にとっていただいた貴方に、当院をおすすめする理由をわかりやすくご説明しようと思います。
まず、当院ではいつでも誰かに相談しやすい環境が整えられています。初期研修では当然知らないことばかりで、何を誰に聞いていいのかわからず不安を抱えることが多いと思います。学年を問わず研修医同士の仲が良く、研修医室もありますので、どんなことでも気軽に仲間に相談できます。また、当院での初期研修を終えた上で後期研修をされている先生もいらっしゃり、医学のこと、業務のこと、人間関係のことなど、先生方の二年間の経験をふまえてしっかり教えてくださいます。

第二に、いわゆるcommon diseaseを、研修全体を通してみることができます。たとえば、消化器内科をローテートしているときでも肺炎の患者さんをもたせていただくことができます。頻度の高い病気を、ローテートしている科に関係なくみることができるので、二年間の研修終了時には自信をもってcommon diseaseに対応できるようになると考えています。今後、専門医制度が変わり専門の重要性が高まることが予想されますが、だからこそ、よくある病気はすべての医師が治療できるようになるべきではないでしょうか。
最後にもう一つ。当院では福利厚生が確保されていますので、研修や自主学習に集中できます。初期研修中は多忙でお金を使う暇はない、と言われることも多いですが、お金がなくて必要な教科書を買うことができないことは本人にとっても日本の医療にとっても大きな損失になると私は考えています。
 他にも当院の良いところはたくさんありますが、紙面の都合上書ききれないので、他の研修医に譲ろうと思います。ぜひ、他の二人の紹介文も読んでみてください。

研修医 写真
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■研修医1年目 2017年入職 高知大学出身
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『当院の救急科研修で、ファーストタッチの自信をつけよう!』
 当院での研修を始めて3か月になりました。私は最初の2か月間、救急科をローテートさせていただきました。そこで、当院での救急外来の様子や当直業務についてお話ししたいと思います。

  まず、救急科での研修についてです。救急外来ではホットライン(救急車からの病院収容依頼)を受ける、その情報に基づいて検査や治療法を考えて準備をするところから始めます。実際に救急車が到着したら救急隊の方から話を聞き、診察を始めます。そのうえで検査内容をオーダーし、患者さんとともに画像検査に行き、結果をその場で確認します。そして自分なりの診断や今後の方針を考え上級医にコンサルトし、指示を仰ぎます。救急車がたて込み同時に複数の患者さんを診なければならないこともあり全員の状態を常に把握できるのか不安を感じていましたが、その様子は上級医がチェックしているため、適宜アドバイスをいただけて安心です。研修医の実力に合わせて患者さまを任せていただけるので着実に実力を伸ばすことができます。当然まだまだ荒削りではありますが、私は救急の2か月間でファーストタッチの自信をつけることができました。

研修医 写真
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 次に、当直についてお話します。当院の当直業務の内容は基本的に救急外来での業務と同様です。病棟からコールがあればそちらへ向かい、対処することもあります。当直時にも当然上級医の先生がいらっしゃるので困ったことがあればすぐに質問することができます。研修医だけにすべての仕事が押し付けられる状況にはなりませんのでご安心ください。

  スーパーローテート制度により救急科での研修が必須になったことで、2年間のうちにファーストタッチは行えるようになりたいと考える研修医が増えてきました。そのような考えの方には当院は非常におすすめできます。先生方も、看護師さんも、お願いすれば大抵の手技は経験させてくださいます。二次救急病院のため急を要する病態の患者さんでなければ1年目の研修医にも任せていただける仕事がたくさんあります。救急車の件数も多いです。2年間で経験値を積みたい方、是非一度当院に見学にいらしてください!その際に詳しいことをお話しできたらと思います。

■研修医1年目 2017年入職 秋田大学出身
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『たくさんのスタッフが支えてくださります』
 資料をお手にとっていただきありがとうございます。入職して3か月ですが、私が感じた当院での初期研修のメリットについてお話ししようと思います。

  当院では最初に全職種の新入職員対象の研修があり、異なる職種の同期と知り合うチャンスがあります。また、新社会人としての礼節を学ぶ講義もあります。医学部は6年制であり、ほぼ全員が医師を目指して大学に通っているので小さな世界に閉じこもりがちですが、初期研修医も(ほとんどの人にとって)社会人一年目であることに変わりはありません。正しい挨拶の仕方や電話応対の仕方などを教わる機会があるというのはとても貴重なことだと思います。

  また、市中病院でありながら学会発表には積極的に参加させてもらえることも大きなメリットです。発表の準備に協力してくださる先生も多いです。よく学会に行くための出張申請をはじめとした事務手続きが面倒な病院があるというお話を聞きますが、当院では気軽に相談できる職員がいるので、手続きが煩雑だと感じることはありません。

研修医 写真
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 病棟業務ではとにかく自分で考える力がつきます。
薬の使い方(用法、用量や併用方法など)、食事・栄養管理、輸液選択、リハビリ依頼、転院調整・・・一人の患者さまに対して多方面からサポートしていくにあたって、すべての指示を出すことになります。当然最初は何もできませんが、上級医や2年目研修医の先輩方、コメディカルスタッフの方々に教えていただきながら、少しずつ自分で指示を決めることができるようになっていきます。研修医が出したオーダーや、書いたカルテは指導医の先生が必ずチェックしてくださるので安心して研修に望めます。至らない点も多いですが、自分なりの管理ができるようになってくると毎日わくわくしますよ。
これはどこの病院の初期研修でも言えることですが、学生の時にはあまり知らなかったこと、国家試験には出ないことが目白押しの毎日ですので、否が応でも勉強しなければならない状況になります。そのような時、当院には一緒に勉強できる仲間や面倒臭がらずに教えて下さる先生方がいます。一般的に辛く苦しいものと言われる研修医生活を、私たちと一緒に明るく前向きに過ごしてみませんか。