治療支援部門

臨床研修センター

研修プログラム

新専門医制度について

2017 年度より新たな専門医制度が始まります
 新制度においては、2 年間の臨床研修を終えた医師が「総合診療専門医」を含んだ19 の基本領域の分野を3 年間で習得し、より詳しい専門分野として「サブスペシャルティ」へと進んでいきます。
 当院では、内科、総合診療科の2 科について、基幹施設専門研修プログラムの申請を進めており、その他の科については大学病院、大病院等の連携施設専門研修プログラムの認定を受ける予定となっております。
 新専門医制度については、詳細が決定次第、順次情報を公開して参ります。

修了生の進路状況

平成28年3月 修了生
●当院、循環器内科にて後期研修を継続 2名
●埼玉県内の後期研修病院へ
 ・精神科 1名、  救急科 1名、  小児科 1名、  産婦人科 1名
平成27年度3月 修了生
●埼玉県内の後期研修病院へ
 ・眼科 1名、  形成外科 1名

研修医の出身大学情報

平成28年4月入職 研修医
日本医科大学、大阪医科大学、岐阜大学、徳島大学、順天堂大学

平成29年4月入職 研修医
広島大学、新潟大学、北海道大学、埼玉医科大学、大阪市立大学、秋田大学、信州大学、高知大学

初期臨床研修医プログラムスケジュール

 当院では、初期研修の2 年間は、将来の専攻分野にかかわらず「プライマリ・ケアにおける基本的な診療能力を習得する期間」としています。厚生労働省が定める「経験すべき症状・病態・疾患・手技」」をこの2 年間で達成できることを第一の目的としています。
 専門医になったときの実力差は専門知識の量と技術はもちろん、他科との境界領域の知識量にも表れると言われています。ぜひこの2 年間は、しっかりと「generalist mind」を育んでいただきたいと考えております。

プログラム責任者/院長 坂本嗣郎
年次 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
1年次 内科 消化器科 循環器内科 外科 救急科 麻酔科
2年次 放射線科 地域医療 内科
外来
精神科 救急科 整形 泌尿器 自由選択(5か月)
  • 産婦
  • 小児
  • 眼科
  • 脳外
  • 病理
  • 放射線
  • 内科
  • 消化器
  • 循環器
  • 外科
  • 整形外科
  • 救急
  • 泌尿器
  • 精神

  • (リウマチ科・血液内科・緩和ケア科)
             ↓
          追加手続中
*1 年間で1 つの科には最大3 ヶ月までとする
※順不同

【備考】ローテーションの順序は人数のバランスの配慮から、各研修医ごとに異なります。
当院での評価方法は、EPOC<エポック>(オンライン臨床研修評価システム)を導入。

  • 必修科目
    • 地域医療の協力型病院:小池内科クリニック(土呂)、平戸市民病院(長崎)

  • 自由科目(院外)
    • 小児科、産婦人科の協力型病院:上尾中央総合病院、柏厚生総合病院(千葉・宿舎あり)、自治医科大学附属さいたま医療センター
    • 精神科の協力型病院(院外):横浜相原病院、大宮厚生病院
内科

1年次の2ヶ月間は、将来いかなる科を専攻しようとも、多様な患者のニーズに対応できるようにするために、基本的な診療に関する知識、技能及び態度を養う。日常遭遇する内科疾患を、主治医の指導のもとに、診療法、鑑別診断、治療方針のたて方、及び基本的治療法を身につける。
2年次は、外来研修を中心に学ぶ。日中の内科初診外来を指導医にコンサルテーションしながら、問診、診察、検査を通して診断をつける道筋を習得する。

消化器内科

内科全般に関わる知識、技術を習得した上で、消化器疾患の基本的診察法、検査、治療について習熟する。また上級医と共に、内視鏡検査、治療も経験する。

循環器内科

循環器疾患の特徴でもある突発的に発症し、迅速な対応が求められる緊急性の診断や行うべき初期診療について理解をする。そして循環器関連疾患の適切な診断と治療を行い、専門医に引き継げるような知識および技能を修得することを目標とする。

外科

プライマリケアの視点で高頻度外科的疾患の病変の診断、治療ができるようになるために基本的知識、技術および態度を身につける。積極的に助手として手術にも参加し、基本的手技を身につける。

救急科

必修科目である救急3ヶ月間の研修は、1年目に2ヶ月間研修をし、経験を積んだ2年目に1ヶ月間ローテーションをする。2年目の救急では、1年目で一通りの科を回って培った知識や手技を活かして、さらに主体的に救急対応が行えることを目標とする。救急の研修では、緊急に診療を必要とする病態を把握し、適切な検査や処置をしたうえで専門医にコンサルテーションができる能力を身につける。

放射線科

放射線医療に関する基礎的な知識を修得する。日常的な放射線検査(X線検査・核医学検査)における主要な病変を指摘し、鑑別診断を行う能力を身につけるとともに、放射線治療の適応、方法ならびに放射線障害の予防について理解することを目標とする。

麻酔科

臨床医として全身状態の急激な変化を生じた患者への対応が速やかにできるよう、患者の状況が短時間に刻々と変化する「手術」という状況下での麻酔を通して、急性期の呼吸・循環・体液管理を学ぶ。

整形外科

整形外科の基礎知識と技能を習得し、緊急を要する病気、または外傷をもつ患者の初期治療に関する臨床的能力を習得する。そのほかに指導医の外来診療に参加し、実地指導を受けたり、手術に助手として携わる。

泌尿器外科

代表的な泌尿器疾患についての知識と初期治療を習得し、基本的な手技を身につける。また腹部症状で来院した患者の泌尿器疾患を見落とさず、泌尿器的救急処置を実施できるようになる。
さらには、泌尿器科領域における臨床のみならず関連領域の基本的知識と技能を修得し、幅広い知識を身につける。

小児科 (選択した場合)

上尾中央総合病院・柏厚生総合病院:プライマリケアの視点で、小児の成長・発達・小児保健・小児疾患の特殊性などについて学び疾患の診断、治療とくに小児の救急に対処できるようになるため基本的知識、技術および態度を身につける。

産婦人科 (選択した場合)

上尾中央総合病院・自治医科大学附属さいたま医療センター:指導医のもとに基本的知識・技術及び態度を修得する。又、産婦人科の救急患者を診察し、産科領域・婦人科領域とも、適切な初期診断を行う能力を獲得し、専門医に移管するまでの応急処置を行う技術を身につける。

精神科 (選択した場合)

横浜相原病院・大宮厚生病院:研修医は精神疾患の診断及び治療の基本的な考え方などについて、Primary Careを中心にした研修を受ける。さらに、当院で行われている独自の特殊治療(例えば、家族教室、集団療法、作業療法、精神科デイケア)や地域精神保健活動等に参加して、精神障害者への理解を深める。