「報告が 伝わらなければ 独り言」

医療を行う上で、患者さんの安全を守ることは最も重要な課題です。以前は医療事故を個人の責任にしたり、「注意不足だった」と片付けることもありました。しかし最近は、チームや組織の力を上げることで医療事故を未然に防ぐ活動が主流になってきました。

チーム力を上げるためには、職員ひとりひとりの医療安全への意識を高める必要があります。そのために医療安全のメンバーがアイデアを出しあって生まれたのが、「安全川柳」イベントです。

昨年9月に院内で募集したところ、75の作品が集まりました。なかなかの力作ぞろいでしたが、全職員で投票した結果、次の3作品が優秀賞に選ばれました。

院長賞 「報告が 伝わらなければ 独り言」 
事務長賞 「大丈夫 慣れと過信が 事故起こす」
看護部長賞「あの一瞬 後悔しても 戻れない」

どれも短い言葉の中に、重要なメッセージが含まれています。応募してくれた3人には、昨年末の忘年会で表彰を行いました。また外来に掲示して、患者さんにも読んでいただいております。

この活動を通じて、職員の医療安全への意識が高まったように感じています。ぜひこれからも、毎年続けていきたいと思います。

2020年度病院基本方針

本日は朝8時から130名の職員が参加して年頭朝礼を行い、私からは「2020年度基本方針」を発表しました。

当院では、人材育成、医療の質向上、顧客満足、経営を、病院の4つの柱と位置づけています。まずは今年度の4分野の目標について、どれくらい達成できているか(できそうか)を自己評価します。そしてその評価に基づいて、4月から始まる2020年度の病院目標を発表しました。

本年度は多くの医師や職員が加わったてくれたおかげで、目標達成は順調に進んでいます。特に整形外科、消化器内科の医師が増えたことで、急な怪我や心配な胃腸の症状への対応がスムーズになり、地域の皆さんのお役に立てた実感があります。

一方で、忙しい毎日の中では、自分たちの都合を患者さんに押し付けてしまう場面もあります。自分や家族が患者さんになったつもりで、あらためて自分たちの業務の流れを見直す活動を続けていきます。

もう一つ力を入れているのが、次世代を担う人材の育成です。ランニングが趣味の私は、今年も箱根駅伝の応援で胸を熱くしましたが、病院でも常に次世代を担う若い人材を発掘し育てて、タスキを渡していかなくてはなりません。

個人の成長がチームの成長につながり、チームの成長が病院の成長につながり、その結果「患者さんも職員も、みんなが笑顔の病院」になれるよう、今年も取り組んでまいります。

みんなで初詣に行ってきました

本日は仕事始めということで、大宮氷川神社に参拝してまいりました。

副院長たちはすでに診療にフル回転のため、事務長、看護部長をはじめ病院幹部11名で、いいお天気のもとで、あれこれおしゃべりしながら、歩いて30分ほどの氷川神社に到着。

みんなで心を合わせて、患者さんにも職員たちにも、みんなにとって良い年になるように祈願いたしました。4日ともなると、人混みもそれほどではなく、落ち着いて参拝することができました。

みんなで屋台の大判焼きを頬張った後は、記念撮影です。通りすがりの親切な方にシャッターをお願いしました。これからの1年を一緒に乗り越えていく素敵な仲間たちです。

ちょっと残念なのは、診療技術部長の顔が隠れてしまったことですが、彼女の存在感はそんなことでは隠せません笑。きっと今年も大活躍してくれるでしょう。

謹賀新年

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年は病院にとって大きな飛躍の年になりました。
まず4月には150名のフレッシュな新卒者を迎えました。彼らは、それぞれがさまざまな試練を乗り越えながら、頼もしく成長しています。春には彼らが先輩として、新しく入ってくる1年生の指導をしてくれるでしょう。

新しいドクターも続々と仲間になってくれています。例えば整形外科は一気に倍以上の人数になり、不慮の怪我をされた患者さんの手術をできるだけ早く行える体制ができました。新しく形成外科、皮膚科、耳鼻科も立ち上がり、地域の皆さんの広いニーズにお応えできるようになりました。もちろん他の診療科でも、患者さんに寄り添う心を持ったドクターたちがどんどん増えています。

もちろんベテランのメンバーたちも頼りになります。昨年は各部署で明確な目標を定め、達成度を管理しながら業務改善活動を活発に行ってきました。また各委員会でも、医療安全や感染対策をはじめとする医療の質をさらに上げる活動に取り組んでいます。その結果、さまざまな指標は全国的に見ても高いレベルを維持しています。

また、患者さんや地域の皆さんのご意見やご要望をもっと生かすため、ご意見箱を増設し、委員会での改善活動も活発化しています。私も健康講座の際や、自治会の皆さんとの懇談会を通じて、こちらから皆さんのニーズを取りに行く活動を続けています。

個人的には院長就任から1年、日々が“学び”と“気づき”の連続でした。幸いに優秀なスタッフたちに支えられて、病院は順調に進化を続けています。これからももっと地域に貢献できるように、「患者さんも職員も、みんなが笑顔になれる病院」を目指していきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。