年頭朝礼と氷川神社参拝

当院では毎年1月4日の年頭朝礼で、次年度(22年4月-23年3月)の病院目標の発表を行なってます。ここで発表した病院目標に基づいて、部門目標、部署目標、個人目標を立て、進捗管理をしながら病院運営を行っています。また今後3年間の事業計画を定めた第2次中期計画についても、併せて発表しました。これからの3年間もしっかりと前進していきたいと思っています。

午後からは病院幹部が集まって大宮の氷川神社に参拝です。今年は昨年に比べて人出が多く、密を避けるために昇殿しての御祈祷は断念しましたが、しっかりとそれぞれの想いをお祈りすることができました。

氷川神社までは病院から歩いて30分ほどです。寒風の中、みんなで今年の抱負を語りながら歩きます。私は太り過ぎのため?年末から踵を痛めて歩くことができず、一人自転車で並走しました。

参拝後に通りすがりの親切な方に記念撮影をお願いしました。私だけラフなスタイルなのは、スニーカーしか履けないからです苦笑。

謹んで初春のお慶びを申し上げます。

昨年は、当院にとって充実した1年になりました。
まず4月に開始した泌尿器科のダヴィンチ手術は、順調に症例を重ねています。現在までのところ術後の合併症はなく、患者さんにとって大変にメリットの多い手術であることを実感しています。また新たに開設したスポーツ整形外科による膝関節鏡手術においても、良好な術後成績を収めています。

これらの手術の増加に伴って、4月には手術室を1部屋増設し、麻酔科医も2名増員しています。他にも呼吸器内科、循環器内科、放射線診断などの専門医も増員しており、さらに質の高い医療を提供できるようになっています。

職員の人材育成には引き続き力を入れており、昨年も多くの職員が、専門資格の取得などの目標を達成しております。9月の病院機能評価受審においても、各部署の次世代人材たちが大活躍してくれました。今後、彼らが病院の中心として活躍してくれることを期待しています。

エントランスの滝については、主に感染対策上の理由から撤去をいたしました。代わりに設置した巨大なデジタルサイネージで、これからみなさまのお役に立つ情報を発信していく予定です。また地域交流のツールとして、みなさまの作品などの展示スペースとしても活用したいと思っています。

一昨年、クラスターを引き起こした反省を忘れず、引き続き感染対策にも力を入れております。今年も地域のみなさまに貢献できるよう、職員一同で頑張ってまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

                    2022年1月1日 院長 藤岡丞